冷たい華
GM:久流氏



偶然でも全てが彼女の意のままに動いていた事は確かである
そして世界は優しかった
誰にも 
等しく死の手を届けるほどに


GM : ==============================
GM : DOUBLE + CROSS : The 2nd Edition MISSION−16 [ 冷たい華 ]
GM : −START−
GM : ==============================

GM : それでは妹瀬 瑞姫→稲葉 篤志→相模 明良の順に自己紹介どうぞー

瑞姫 はいー。ではでは――。
瑞姫 「今日もいいお天気ですー。こんな日はお昼寝すると気持ちいいんですよー」
瑞姫 「お昼寝の後の三時のおやつの為に今日もふぁいとふぁいとですー」
瑞姫 “嵐の皇女”妹瀬瑞姫。UGN所属のイリーガルでも屈指の天然娘にして
瑞姫 中国拳法使い。エフェクトとの併用で繰り出される拳法とボケ具合は
瑞姫 まさに嵐そのものだという……(笑)。
瑞姫 シンドロームはエグザイル/ノイマン。
瑞姫 HP16、イニシアチブ10、基本侵蝕率33%。
瑞姫 シナリオロイスは永山文に□友情/■悔悟。
瑞姫 PCロイスは稲葉篤志に■同情/□不快感。
瑞姫 以上、よろしくお願いします。

稲葉 では行きます
稲葉 “ガーディアン”稲葉 篤志(いなば あつし) 17歳
稲葉 「もう一度この“力”を使おうと思う……殺めるためでなく、守るために……」
稲葉 元FHチルドレン。紆余曲折を経てUGNのイリーガルとなる。
稲葉 スケッチブックを常備し、風景を中心に絵を描いている。
稲葉 県立黒羽学園に通い、美術部に所属。
稲葉 シンドローム:キュマイラ/サラマンダー
稲葉 Dロイス:複製体(エグザイル:《がらんどうの肉体》)
稲葉 ワークス:FHチルドレン(UGNチルドレン相当) カヴァー:高校生
稲葉 HP:16 イニシアティブ値:8 基本侵蝕率:32
稲葉 PC間ロイス:相模 明良 ■P:連帯感 N:不安
稲葉 シナリオロイス:”欠落の画家” ■P:執着 N:嫌悪
稲葉 以上宜しくお願いします

明良 「魔弾の射手からは……逃れられませんよ?」
明良 “魔弾の射手(デア・フライシュッツ)”相模明良。
明良 義肢である左腕に仕込んだ内蔵銃を武器に戦うUGN生まれのチルドレン。
明良 一見笑顔が多く、のほほんと気楽に構えているような女の子に見える、
明良 割とチルドレンらしくないチルドレン。LOVEかっぱえびせーん。
明良 シンドロームはブラックドッグピュアブリード。
明良 HP8、IV13、基本侵蝕率31%。
明良 ・シナリオロイス/皆月 栞 【感情:■連帯感/□悔悟】
明良 ・PCロイス/“嵐の皇女” 妹瀬 瑞姫 【感情:□連帯感/■隔意】
明良 以上です。よろしくお願いします。

GM : 了解。それでは改めて開始いたします
GM : 皆様宜しくお願いします。


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GM : † OPENING PHASE †
GM : + Scene 01 _" 純白にて目立つ一点の赤" +
GM : Scene Player:妹瀬 瑞姫
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瑞姫 (ころころ:+1=34%)
GM : 永山 文という少女は
GM : いわば”クラスの空気”とも言えるそんな存在だった
GM : 子供だった時分から大人への一歩を踏み出そうとする そんな時期においても
GM : 彼女は自らを主張する事無く”個人の色”に染まっていなかった
GM : 今思えば控え目であったと言う事かもしれない
GM : しかしそんな所が瑞姫にとって気にかかる所であり
GM : 気があった所であったのかも知れない

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GM : 回想
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GM : 教室を出れば雨。
GM : ぽつりぽつりと降る雨
GM : ふと鞄を探してみた
GM : 傘は無い
瑞姫 「困っちゃいましたー…」生憎購買部では傘は売り切れてた。
GM : ”みずき は かさを わすれたと さとった!”
瑞姫 「風邪ひくとお注射うたないといけないですしー…うー」どうにかしようと日頃使ってない頭をフル稼働。
GM : 強く降りだす事もないが止む事も無い
GM : そんな雨
GM : 置き傘もあっただろうが何処にやったか忘れた
瑞姫 5分くらいポクポクと考えてもチーンとならないので、諦めて走って帰ろうとゲタ箱までやって来る。
GM : ふと見れば永山 文がぽつんと下駄箱にて立っている 
GM : 手には小さな折り畳み傘
GM : 少し寒いのか吐く息は白く
GM : ゆっくりと下履きをしまう
瑞姫 「文ちゃんも今帰るところなんですかー」
GM : 文はこくりと頷いて
GM : 文「傘は?」
GM : 外を見て呟く様に聞く
瑞姫 「忘れてきちゃいましたー」あはーといつものように笑う。
GM : 少しの間んー、と悩むようにしてから自分の折り畳み傘を瑞姫に押し付ける
瑞姫 「ふぇ?」
瑞姫 目をぱちくりと。
GM : 文「教室にもう一つあるから取ってくる。瑞姫ちゃんは校門にて待ってて。すぐに行くから」
GM : 文「一緒にかえろ」
瑞姫 「大丈夫ですよー。これくらいの雨」
瑞姫 自身ありげに胸をドンと叩く。
GM : 文は見通したように笑って
GM : 文「風邪引くと注射だよ。この前の予防検診の際にも暴れてたじゃない。もっと痛い奴だよー」
瑞姫 「あぅー…」そう言われるとしゅんとする。
瑞姫 が、すぐに表情を変える「わかりましたー。それじゃあ校門で待ってますねー」にぱっと笑う。
GM : 文ははい、ともう一度押し付けて下履きを出して教室に向けて歩き出す
GM : 文「うん」
GM : そう言って笑った
GM : 何時ものように静かに笑った
瑞姫 「待ってるんですよー」背の高い自分には少々小さい傘を持って、校門に歩き出す。
GM : 何故か瑞姫は血の匂いがした
GM :  
瑞姫 「――!」その方向に走り出す。嫌な予感と共に。
GM : 教室のガタの来た扉を開けると
GM : 一面の”赤”だった
GM : 天井も床も慣れ親しんだ机も教壇も
GM : 赤く染まっていた
GM : そこには
瑞姫 「あ…ああ…」
GM : 一人の人と
GM : 一人であったモノがあった
GM : 一人の人は血を飛ばす為にナイフを振るう
GM : ヒュンという音が妙に響いた
瑞姫 「うわああああああああああ!!!」《ワーディング》も展開せずに髪を拳状に纏め、殴りかかる。
GM : ”人”は”にぃ”と三日月のように口を開けて笑い
GM : ”拳”を受けて
GM : ぱぁっと散った
GM : かつん、という音がして血に染まったナイフが床に落ちる
GM : ”人”は血と化して何処かに消えた
瑞姫 直ぐに理性を取り戻し、かつてヒトだったモノにかけよる。
GM : 手に傘を持った屍
GM : その目は何が行ったのかわからない呆けた感情を写す
GM : ただしっかりと傘を握っていた
瑞姫 「文ちゃん、文ちゃん?駄目ですよ、わたしといっしょに帰るって約束したじゃないですか」ゆさゆさとゆり動かす。もう手遅れだと自分でも分かってるのに。
GM : ノイマンの頭脳……レネゲイド・ウィルスは”それはただのモノ”だと認識する
GM : そんな屍
GM : 強く降りだす事もないが止む事も無い
GM : そんな雨の音がが耳に響いた
GM : では一言あればどうぞー
瑞姫 後にその現場を見た担任は「声にならず音にも聞こえない瑞姫の慟哭の代わりに空が泣いてるように思えた」と言っていた……。
瑞姫 以上。
瑞姫 ついでに謎の殺人鬼にもロイス取ります。□遺志/■憎悪で。遺志は文の敵討ちってことで。
GM : 了解
GM : それではカメラを回して


GM : ==============================
GM : + Scene 02 _" 一面の赤" +
GM : Scene Player:稲葉 篤志
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稲葉 (ころころ)侵蝕率40です
GM : その者にもコードネーム以外にも名前があった筈だと思う
GM : でも自分はその者の名前を知らない
GM : ただその声だけは血の時代の中でも覚えている

GM : ==============================
GM : 現在
GM : ==============================

GM : ぴちゃぴちゃと地面にて水の撥ねる音
GM :
GM : ”雨は泣けない自分の代わりに泣いてくれる”
GM : とは誰の言葉だっただろうか
GM : 否。
稲葉 「………」ぼんやりと雨を眺め、「…良く降るな」ボソっと呟く
GM : ”彼女”が”昔の自分”に窓から雨を見ながらに呟いた言葉ではなかったか
GM : 車が走り、ざぁっと波のような音を奏でる
GM : ばしゃりと自分の踏み出した一歩が音を立てる
GM : 静かな止む事もない雨
稲葉 「……急いで帰るか
GM : ふと足元を見ると
稲葉 何かを振り切るように駆け足で、家路に急ぐ
GM : 排水溝に流れる水に”赤”が混じっていた
稲葉 「…ん?……なんだ?」足を止めて見る
GM : 見慣れた色
GM : 路地裏から緩々と流れてきていた
稲葉 「!!」流れてくる“赤”を辿って路地裏へ向かう
GM : そこには倒れた血塗れの女性と
GM : 傘も差さずに立ち尽くすぼさぼさの髪のナイフを持った人間がいた
稲葉 ゆっくりとその人物に歩みより、「…その人を殺したのは……君か?」
GM : ”人間”は篤志を見て三日月の様に笑った
GM : ”人間”「ああ。”殺戮自動製造機(murders order)”か。久しいか」
GM : 答えの代わりにヒュンとナイフを振るった
GM : 雨に混じる血の赤
稲葉 一歩下がって、ナイフを避けて
稲葉 「…その声は……」
GM : ”人間”「”欠落の画家(Under the lack)”さ」
稲葉 「……“欠落の画家”………か…」念のために《ワーディング》を張ります
GM : ”画家”「それで。君は何をしに来たのかな。”殺戮自動製造機”」ナイフを下に構え
GM : ”画家”「今も息災かな。君の衝動は。血を見て反応しているようなら言うまでも無いか」
稲葉 「流れてくる血を追ってきたら、お前がいた。………好都合だよ。ここでお前を止める!」獣化
稲葉 して、攻撃してみよう(途中で切れた)
稲葉 一気に間合いをつめて、殴りつける
GM : 狭い路地裏にて体を移し、ナイフにて拳打を受け止める
GM : ”画家”「”止める?”君の口からそんな言葉が出るとは思わなかったな。”殺戮自動製造機”」
稲葉 「……(チッ、やっぱり鈍ってるのか)」
GM : そして一歩踏み込んで浅く切りつける
稲葉 「…いい加減にしろ!俺はそんな名じゃない!」
GM : ぼさぼさの髪を持つ”画家”は雨に打たれつつ嘆息して
稲葉 その攻撃を受けとめつつ、「…俺は、お前のようなやつから、人を守るために戦うと誓っただよ」
GM : ”画家”「その名前で何人を消してきたのかな。”殺戮自動製造機”」
稲葉 訂正:誓っただよ>誓ったんだよ だな。どこの田舎ものだ(苦笑)
GM : ”画家”「忘れていたなら思い出すんだね」
稲葉 「………お前に言われたくない!!」頭に血が上り、力任せに殴る
稲葉 「黙れ!!」
GM : ”画家”「ぼくがイリーガルで君がチルドレンとして。血と赤と死に生きたあの時の事を」
GM : ”画家”「”忘れて生きる”というのか。きみは」
GM : 一瞬脳裏に浮かぶ”彼女”
GM : キィンと音を立てて撃ち弾く
GM : そして一歩離れる
稲葉 「……忘れる訳ない……そして、その罪が消えることもな」
稲葉 「そんなことは、お前に言われるまでもない!」
GM : ”画家”「”罪”か」
GM : ”画家”「そう言うようになったのか。”殺戮自動製造機”の君は」
GM : 画家「変わってしまったものだ。あれ以来」
GM : ぽつりぽつりと雨が降る
稲葉 「……そうさ、俺は変わった、いや、変わるんだよ」
稲葉 「これから…な」
稲葉 「…だから……お前を止める!」息を整え、相手の動きを見、攻撃を繰り出す
GM : ”画家”「お暇するよ。”殺戮自動製造機”でなくなった君とやりあっても刺激すら有り得ない」
GM : 貫かれつつ血と化して虚空に消える
稲葉 「………(逃げられたか……)………」空を見上げ、佇む。雨で全て洗い流すことが出来ればと……


GM : ==============================
GM : + Scene 03 _" 滲んだ赤" +
GM : Scene Player:相模 明良
GM : ==============================
GM : 登場どうぞー
明良 (ころころ)侵食率は36%へ
GM : 自分の腕ともなった拳銃
GM : それが今の姿となる前
GM : 未知にして無知だった子供の自分にも
GM : ほんの少しだけでも傷ついた赤があった

GM : ==============================
GM : 回想
GM : ==============================
GM : チルドレンとして活動してからの初の大掛かりな任務
GM : あるFHの研究所への強襲
明良 「……」
明良 多弁ではなかったあの頃。緊張で幼い顔立ちを硬くさせて。ただ、無事に終わればいい。それだけ不安と思っていた。銃を握り締める。
GM : 同チームとなった皆月 栞も及川 青馬も持ち場にて緊張を強めていた
GM : 見れば見るほど無機質で生活感の無い建物
明良 そこはかとない威圧を感じたかのように、落ち着き無く建物を見上げて。
GM : そんな建物を見上げて皆月 栞は「終わったらポテチ食べたいな」と何気なく呟いた
明良 「…わたしはかっぱえびせんでー」呟きに、うんと、頷き。
GM : 皆月 栞はイリーガル上がりのエージェントにして戦場という所においても甘い所がある。そんな少女だった。
GM : だから緊張感を緊張として愚直に現す。
明良 「…これが終わったら食べましょう」にぱっと。小さく。…何とか笑って。
明良 「…… 『チームE、ポイントd-67配置、完了。指示があるまで待機の予定。オーヴァー。』」無線にて。
GM : 青馬「まぁ…“ジェイド・アーム”が指揮しているから問題なく終わると思うよ。ああ。そうだね」明良の台詞に応えて
GM : 栞「そうだといいけれど…」
明良 「…うん」うなずく。
GM : そう呟いた
GM : 青馬は空を見上げて
GM : 「雨だ」
GM : ぽつりと振ってきた滴を感じて呟く
明良 緊張は容易く笑みを奪い、── 雨を、無表情に近い顔を以って見上げさせた。
明良 「(……へんな胸騒ぎがする)」
明良 ああ、…どうしたのだろう。この不安…は。はじめだから。だから、だろうか。内心で独りごち。
明良 不安げに雨から二人へ目線を戻した。
明良 濡れた雨。冷たい雨。降る雨。…… 暗い空。良くない予兆を思わせる。
GM : 栞「早く済ませよう。本格的に降る前に」どこかしら割り切ってない口調でも無理に笑って
GM : それから突入の合図が出たのは2分と23秒後だった
明良 頭を振って。……頷いた。

GM : ==============================
GM : 気がつけば
GM : 自分は弾丸を使い切って利き腕を怪我し
GM : 及川 青馬は袈裟懸けに斬り傷を負って昏倒しており
GM : チームリーダーだった皆月 栞は片目を失って未だ再生(リザレクト)されず、作り出した剣を杖代わりにしていた
GM : 襲撃自体は”成功”だった
明良 「……青馬さん……栞ちゃん」
GM : しかしそれは実行員の無傷までシナリオの中に含まれているものでは”ない”
明良 ……か細く息を吐く。痛んで震える手に、銃を。ぼろぼろになった身体に、今にも消えそうな意志を。
明良 …力不足だったから。だろうか。酷い被害に ぼんやりと視界がぼやけ。
明良 怪我を負った手から力が抜け、虚ろに銃を落とす。
GM : 栞「もう少しでチームGとの合流ポイントがあるから。もう少し頑張って」青馬を背負ったまま
明良 「…… 『了解』」
GM : あちこちで終わらない喧騒が聞こえた
明良 虚しく響く自分の声。予備の銃を無事な方の腕に差し替え。目と耳を塞ぎたい症状を堪えながら。
明良 「……がんば、る」
GM : 栞「そこを右に曲がって……扉を開けたら合流ポイントだよ」
明良 黙ってこくりと頷く。
明良 疲れた足を引き摺って、時折は不安げに二人に視線を戻しながら、合流ポイントへ
GM : 息を切らしずるずると向かう。栞は死なせたくなかったから。誰も。
GM : 角を曲がり
GM : 大扉の前に立った時
明良 「……!」
GM : 自分たちが歩いてきた道から
GM : 殺気を振りまいて”何か”がやってきた
GM : それはナイフを手にして
GM : 三日月のように笑い
明良 反射的に振り返り、銃を構えた。細い腕で。震える狙いで。
GM : 死を携え赤を求めてやってきた
明良 「……誰…?」
明良 ちいさく問う。ああ、何を言っているんだろうか。FHの関係者に決まっているのに。
明良 …こんなことを言う間に撃てばよかった。今まともに戦えるのはわたししかいないのに
GM : 栞は背負っていた青馬を明良に預けて扉を蹴り開ける
GM : 遠くに白く見える外の光
明良 「わ、っと …栞ちゃん!」
GM : そしてどんと二人をそちらに突き飛ばす
明良 「し、おりちゃん…栞ちゃん、も…!」
GM : そして扉を閉めて閂をかける
明良 突き飛ばされた勢いに 暖かい人の重みにどしゃっと無様に転げながら、…閉められた扉に向かって叫ぶ。
明良 「栞ちゃん──!」
GM : 栞「この扉は厚いから暫くは持つと思う……でも早く行って欲しいな。少しでも早く」
明良 「だ、ダメです!しおりちゃんも…!」
明良 「………しおりちゃんも……」
明良 「………」
明良 「………『了解』」
GM : 栞「……ありがとう」
GM : 栞「そう言ってくれて。及川の事よろしく頼むね」
明良 虚ろに。想いを無駄にしない為に。自分は肯定した。
GM : どんと扉に背を預ける音
明良 「……はい」
明良 何処からも匂う血に眩暈を感じながら 今の状況に失意を感じながら
GM : 栞「私…友達と思ってて良かったのかな。チルドレンの貴方達と」
GM : 厚い扉の向こうから
明良 「……わたしにはよくわからない。でも、わたしは…友達だと。そう言われるような存在に栞ちゃんが近いような気がして、うれしかった」
明良 ぽつっと呟いて。背負った怪我人をふらつきながら抱えなおし。
明良 「……また。“終わったら食べよう”って言ったから…!」
明良 この場は。早く。合流して、助けを呼ぶのが最良だ。
明良 そう、『マニュアル』にはあった筈だ。
明良 それを信じて。
明良 …でもどこかで信じきれない予感を感じて。
明良 だから叫んだ。
明良 「…しおりちゃんっ」
GM : 栞「うん」
明良 「だいじょうぶです。ちゃんと、ぽてとちっぷすとかっぱえびせん用意して…しおりちゃんも、青馬さんも、怪我が、直ったら…」
明良 「…直ったら、一緒に…約束ですよー」
GM : 栞「うん」
明良 「……うん」
明良 「…先に行って、助けを呼んできます。しおりちゃん!」
GM : 栞「うん」
明良 「……“ありがとう”」
明良 涙の混じった想いを、思いだけ扉にぶつけて。抱えた血の重みを背負いながら、その場から一歩、また二歩足を遠ざける。
GM : 栞「私にとって友達だから」
GM : 栞「そう思いたかったから…当たり前」
GM : ズンと扉の向こうで重い音がした
GM : 苦悶の声
明良 「ともだち……」
明良 感じるのは 嬉しさと失望と無力。
明良 わたしが、…友達でなければ。わたしに、…もっと力があれば。
明良 「………」
明良 背を向けた少女は前へと歩んだ。託されたから。
GM : 外は雨だった
GM : 終わらないような雨だった
明良 空を見上げ。剥がれ堕ちた雨に、ひとつ涙が混じった。
GM : こうして任務は終了した。
GM : 数人の死亡者と数十人の重傷者と共に
GM : 死亡者リストの中に皆月 栞があったが
GM : 亡骸は見つからなかった
GM : 及川 青馬の”裏切り”があったのがこの2ヶ月後であり
GM : 記憶のショックそのものも
GM : 雨と共に流れさるようでもあった

GM : ==============================
GM : 現在
GM : ==============================
GM : 終わる事のない雨が降っていた
GM : 静かに
GM : 昔に見た
GM : そんな
GM :
明良 「……雨……好きじゃない」
明良 雨を見て。小さく呟いた。


GM : ==============================
GM : † MIDDLE PHASE †
GM : + Scene 04 _" キャンパス" +
GM : ==============================

瑞姫 (ころころ:+10=44)
明良 (ころころ)…46%!(笑)
稲葉 登場(ころころ)侵蝕率49
明良 高っ!?みんなあんな後だから!?(笑)
瑞姫 殺意マンタンです。
GM : ぽつりぽつりと雨降るそんな日
GM : UGN黒巣市支部Second Sightの支部長室にイリーガル及びチルドレンが呼び出された
GM : 内容は”ジャームの駆除”
明良 「さがみあきらですー。来ましたー(ういっす)」
明良 ジャームの『駆除』。…いつものことだーとは思いながら
瑞姫 「妹瀬瑞姫到着ですー…」雨の日は妙に元気がない。一年前から続く無意識な反応。
稲葉 「……こんにちわ……」と元気なく登場
GM : 亜麻色の髪を持つ支部長代理…天城美鈴は軽く微笑んで皆に席を勧める
明良 「…元気ない面子?」小首かしげ。自分は表に出さない。
GM : 奥に珈琲を頼み、自分は資料を持って席に座る
明良 さくっと席に座り。のほーんとお茶を飲みのみ。資料眺めー。
明良 「じゃーむさんの駆除とゆーおはなしでしたが。どんな感じでしょうかー」
明良 持参・マイかっぱえびせんを手に、「ささ」と周りに進めつつ
明良 ふつーに聞いてみる。
GM : 美鈴「数年前から活動しているオーヴァード…いえ…ジャームですか…の行方がつかめまして」
明良 「そんな前からですかー」
明良 ふむふむ。
瑞姫 「どんな相手なんですー…?」
稲葉 「………」黙って聴いてます
GM : 美鈴「駆除していただこう、と。捕獲は無理でしょうから」運ばれてきた珈琲を皆に渡しつつぽつりと
明良 わーい、とお茶をお代わり。
瑞姫 両手は特売プリン、両ツインテールはえびせんで埋まってるので髪の腕をもう一房出して受け取る。
明良 「凶悪犯っぽい感じですかー。どんなジャームさんでしょー」
GM : 美鈴「”欠落の画家”と呼ばれています。元FHの雇われ暗殺者。2年ほど前にFHの研究所にいましたが行方知らず。現在にて生存情報を確認しました」資料を読むように淀みなく
明良 「…………ほむー」
明良 なんとなくっぽい相槌。…FH。暗殺者。二年前。
明良 アレか。
稲葉 「!」その名に反応し、「あいつの居場所がわかったのか!」
稲葉 ガタンっと席を立つ
明良 全てを笑顔に変え。
瑞姫 一応資料を見せてもらいますが、顔は載ってます?
明良 「?稲葉さんお知り合いですかー」
GM : 美鈴「ナイフを用いての刺殺術が所有スキル。行動ルーチンは…色彩赤への執着ですか」珈琲を一口飲んで
GM : 資料には顔写真も載ってます
稲葉 「…あ……」大声を上げたのに気付き、慌てて座る
GM : 美鈴「はい」篤志に応えて
明良 彼女の亡骸の殺傷痕を思い出し。
瑞姫 資料をよんだ直後、表情が青ざめ、一転して普段決して見せることの無かった形相になる。「この男――!!!」
稲葉 「……昔のね……」小さく呟く様に>相模さん
明良 「因果な方なんですね」それぞれの反応に、こまったように笑う。
瑞姫 「これが、この男がこの街に来てるんですね!?」美鈴へ向かって身を乗り出す。明らかにいつもの彼女と違う挙動。
明良 ぽつーんとお茶を飲む。
GM : 美鈴「被害が拡大されては困りますので。対処して頂こうと思った訳です」瑞姫にも頷いて
明良 「“了解です”」
瑞姫 その言葉を聞いていつもの瑞姫に戻る。「わかりましたー」
瑞姫 「ところで――」
明良 「わたしもこのひと好きじゃないです。がんばりまーす」びしっと無駄に胸を張って敬礼。
明良 「?」はてな。
GM : 美鈴「イリーガルの方は勿論、明良さんにも拒否権はありますけれど…依頼受けていただけますか」
稲葉 「わかった」小さく一言呟くが目には明らかに殺気が浮ぶ
瑞姫 「人間の原型残って無くてもいいですかー?」にぱっと、笑顔で。
稲葉 「…否はない。……あいつは俺が止める(今度は逃がさない)」
稲葉 <依頼
明良 「…なんだかもう、心配なのでいきます」こそっと。二人を見。
GM : 美鈴「”報告”してください。その時は」
明良 >しぶちょーだいり
瑞姫 「りょーかいですっ」びしっ。
明良 「ではこれより我ら任務につきますー(うむ)」
GM : 美鈴「明良さんがそんな言い方するって珍しいですね。本当に」本当は笑いたいのだろうが沈黙
明良 「めずらしーですかー。…わたしもそう思います」にゃーん。いばり。
GM : 美鈴「ではお願いします。市外のホテルの13階にいると思いますので。資料もありますので必要なら」差出
明良 「資料頂きます」ういっす
瑞姫 「いただきますー」
明良 「それじゃあみんな、頑張りましょうー」にぱっと。ごー、とこぶしを振り上げ
瑞姫 「おー」
明良 「稲葉さんもおっけですかー?」かまーんっと明るく
稲葉 「………お気楽だな…………あいつはてごわぞ………」一人テンパっている人
明良 「任せてください。わたしたちならなんとかなります」無駄に笑顔で。無駄に明るく、親指カッ。
稲葉 「ああ、俺の方は何時でもいい」
明良 あの想いが褪せた訳ではなく。色んな想いを笑みで隠す事を覚えただけだ。誰も彼もに曝け出せやしない。“本心”と“記憶”は。
明良 「さてと、それじゃそんな感じで行ってきまーす」ういっす。びしっと敬礼
明良 「何かあったら連絡入れますのでー」
瑞姫 「“Let's begin the kiling time”ですー」
GM : それではシーンエンド


GM : ==============================
GM : † Reserch PHASE †
GM : Scene Player:稲葉 篤志(&ALL)
GM : ==============================

稲葉 登場(ころころ)侵蝕率54
明良 (ころころ)ご、55(笑)
瑞姫 (ころころ:+4=48)
瑞姫 明良が一番根に持ってるー!?
明良 そういう判定っ!?これっ!?(笑)
GM : まぁどういう事調べるかって事を述べて下さい。それによって情報の種別を提示します
稲葉 冷静になろうと自分に言い聞かせているんですよ(笑)<稲葉
稲葉 昔の記憶を辿りながら、“欠落の画家”の能力を調べるってとこですかな
明良 “欠落の画家”全体に関してかな。元、ってことは今FH所属じゃないのだろうし。何の目的でここに戻ってきたのか、とかそういうのがあれば。
明良 …後は…目撃範囲?(笑)
GM : ・能力は《情報:UGN》か《RC》かな。
GM : ・所属は《情報:UGN》ほか《情報:〜》で。
GM : ・目撃範囲は資料見たら判るのでノーカウントで
稲葉 コネがあるから情報:UGNで #3r10+1 社会1 情報(UGN)1 コネ:UGN幹部
   ※ダイス: inaba:3r10=(5,1,4)=5+1=6
稲葉 達成値6ですね<能力を調べる
明良 こっちは能力に関してRCで。って同時に当たってもよいのでしょーか
明良 #3R10+2 …とりあえず振ろう(笑)
GM : いいですよ。浸食率1d10上昇させる事で+1dしてもいいです(脚で稼ぐという意味で)
   ※ダイス: Akira:3r10=(6,1,6)=6+2=8
明良 …OH。ヒトの話を聞け私。8です!(笑)
明良 所属に関しては「情報:裏社会」で。コネ:情報屋。さはらおにーさんにでも聞きます。…これも侵食率上昇おっけーでしょうか?
GM : いいですがー
明良 …て、侵食率的にまずそうだ。とりあえず、素で。
明良 #5R10+0 社会+情報:裏社会 
   ※ダイス: Akira:5r10=(6,8,5,7,1)=8+0=8
明良 普通に8。
稲葉 一応、所属についても振ってみる #3r10+1 社会1 情報(UGN)1 コネ:UGN幹部
   ※ダイス: inaba:3r10=(6,4,7)=7+1=8
瑞姫 では私も能力について調べてみますー。#1d10
   ※ダイス: Mitzuki:1d10=(1)=1
稲葉 達成値8…相模さんと変わらずですね<所属
瑞姫 …3件となりのうなぎ屋の腕が分かりました。(ファンブル)_| ̄|○
GM : ※能力については……シンドロームはブラムストーカー/モルフェウス。ナイフによる刺殺術(接近戦)が得手。従者による多角的攻撃も可能。
GM : ※所属については特定の組織に所属している様子は無し。暗殺業も行っているが、特定の依頼人や狙っている者もおらず。依頼を受ける時も不定期。
明良 了解。では資料をぱらりと。
GM : ※大本は大学の美術講師。レネゲイドに感染し、侵食される事で特異な行動に至ったと思われる。
GM : ※行動範囲は神出鬼没。特定の背後組織は無いものの後援者がいるらしく隠れ家には事欠かない。
明良 …大学…っ!?(笑) …らじゃ。
稲葉 了解ですわ
稲葉 「“欠落の画家”の能力は…(説明)…気をつけろ、2人とも…」移動中に知っていることを伝えつつ
GM : ※先ほど美鈴がいるといったのは”暗殺対象者”が泊まっているのがホテルの13階という事で今から向かえば最悪でも取り押さえられるだろうという予測
GM : ※現在は数人にて張り込み中。
稲葉 げっ、暗殺対象がいるんですか…
瑞姫 「なるほどー。じゃあ突然消えちゃうこともあるかもしれないから早く抹殺しないといけないんですねー」モルフェウスの《砂隠れ》警戒。
明良 …後援者。対象。ういす。
GM : ※……ここで勇気ある御仁は《情報:マスコミ》とかどうぞ。難易度高いですが。
明良 …やります。(笑)
瑞姫 駄目元でやってみるさー。
稲葉 やってみるか(笑) #1d10 素でチャレンジ
   ※ダイス: inaba:1d10=(1)=1
瑞姫 #1r10
   ※ダイス: Mitzuki:1r10=(4)=4
稲葉 はっはっはっ(笑)<ファンブル
明良 …侵食率+2Dし、判定に+2Dします。(笑)
明良 #2D10+55 
   ※ダイス: Akira:2d10=(5+10)=15+55=70
明良 ……げほっごほっ!(笑)
明良 #6R10+0 チャレンジ一年生っ
   ※ダイス: Akira:6r10=(4,7,7,7,5,3)=7+0=7
明良 …サヨナラ(笑)
瑞姫 明良に負担かけられなくなったー!!(泣)
GM : ※あんまり深い所まで判らなかったが。明良は疑問に思った。”暗殺対象者がいるとわかっているのにUGNの方で保護しようとしないのか””むしろUGNとしてはスルーした方がいい人材なのではないか”、と
明良 「…………、…………」
GM : ※そういう暗い事がわかった(わからなくていいですが)
明良 …微妙に目を逸らす。(笑)
明良 「(むーん)」
明良 「………まあいいですー」
明良 言葉を飲み込もう。言わないでおく。UGNチルドレンとして。“知らないフリ”をしている方がどちらの事態に転んでも良い訳が付く。
明良 「とまあ、そんな感じで方向性どうしましょーか。街を歩いてパトロールってみますー?」
明良 「それとも素直にいきますか。ホテルに」
GM : ぽつりぽつりと雨が降ってきた
瑞姫 「今すぐ滅殺しちゃいましょう」
稲葉 「ホテルに行くに決まってるだろ、あいつが何時来るかわからないんだから」なに言ってんだてな感じで
明良 「おっけーですー」多少、曖昧に微笑む。
明良 雨を見上げた
明良 「ホテルだとちょっと不都合や被害大きくなるかもですが。確実的に行きますかー…うん。では」ぴぽぱっとタクシー呼び出し。
明良 雨を見上げたまま 連絡を取り終わり。
明良 「……もうすぐ、雨が大きく振り出しますね。そこの屋根の下で待ってましょう」
瑞姫 「雨の日は嫌いですー…」
GM : ざぁっと雨が強くなった
明良 「奇遇ですね。わたしもあんまり好きじゃありません」のほーんっと
明良 「……雨が止む頃には終わっているといいのですけれどー。この任務」
明良 ふと呟いたってな感じで
瑞姫 「終わらせなきゃいけないんですー…私が」
GM : ではシーンエンドー


GM : ==============================
GM : † CLIMAX PHASE †
GM : Scene Player: 相模 明良(&ALL)
GM : ==============================

GM : では登場どうぞー
明良 1!1!(こぶし振り上げ)OK!1!71%!(笑)
稲葉 登場(ころころ)侵蝕率61です
瑞姫 (ころころ:+7=55)
GM : ではタクシーにて乗り付けてやってきたホテル
GM : 格式もあり周囲の景観も良く従業員のサービスも良い
GM : そんなホテルに三人は辿り着いた
GM : 見ればちらほらと見知ったUGNエージェントが
明良 きょときょとと当たりを見回している。良いホテルであればあるほどうさんくささ度が上がるよーな。UGNエージェントさんたちに笑顔だけの会釈
明良 「13階ー13階ー」
明良 エレベーターの方へと
GM : 篤志にキーを渡してそのエージェントは去っていく
明良 雨で濡れたり乱れた髪や服を気にしながら、
明良 「それじゃあ行きましょうかー」
稲葉 キーを受け取り、「ああ、行こう」
瑞姫 「今度こそ…」拳を握る

GM : エレベーターで13階まで上がり、聞いた部屋に向かうと
稲葉 「(落ち着け、頭に血が上った状態で勝てる相手ではない。それは分かっている筈だろ)」自分に言い聞かせつつ
GM : 色彩が失われつつあるのがわかる
GM : モノクロの世界。
GM : 《ワーディング》
稲葉 「!…もう来たか!」急いで部屋の中に入る
明良 「ありゃ。ちょっと『舞台』に遅れちゃったみたいですね」
明良 ──がしゃん。ガンマウントを起動させながら、“いちばん最後”に部屋に入って行く。
瑞姫 バーン!と扉を蹴破る!
GM : 佇む一人の人影
GM : そして人であった者
明良 「はろー、“欠落の画家”さん」
GM : モノクロの空間にて天井や床までも塗りつぶされている事から周囲は赤で染まりきっていると思われる
稲葉 「“欠落の画家”!!」と、叫び。ここで獣化しても良い?>GM
GM : ※いいですー
稲葉 《ハンティングスタイル1+完全獣化1+一角鬼》
稲葉 肉体判定に2個ダイスボーナス、攻撃力+4、防御力+4/+5、1シーン持続
稲葉 宣言 侵蝕値9 自身
稲葉 侵蝕率:70
GM : 床下で水溜りがこぽりと音を立てた 外の雨の音とは無関係に
明良 赤が黒に変わっても。この匂いだけは変わらない。
明良 「“従者”」
稲葉 黒い西洋の甲冑を纏った姿に変身
GM : ”画家”「UGNか」
瑞姫 「やっと、会えた、です」噛みしめるように憤怒の拳をかざしながら。
明良 「初めまして」
稲葉 「やっと会えたな。今日は逃がさない」
稲葉 >画家
GM : ”画家”「はじめまして」
明良 ちらりとヒトであったものに一瞥をくれ
GM : ”画家”「ぼくの事は知れ渡ってるから紹介は不要だと思う」
明良 「そうですね」うんうんと。
明良 一番後に居るから。二人には見せることの無い 、生気の無い張り付いた笑みを相手に。
GM : ”画家”「しかも通してくれそうもない」ペインティングナイフが鋭そうなナイフへと変わり
瑞姫 「もう、土下座しても、十字切っても、膝ついて命乞いしても許しませんよー。でも最初から殺しちゃう気ですけど」あははーと屈託の無い笑い。
GM : ”画家”「そうか」こぽりと音を立てて従者を二体練成する 
稲葉 「当たり前だ。これ以上犠牲者を出す前に、お前を倒す!」
瑞姫 「選んでください。【死ぬ】か【殺される】か」
GM : 一人は見た事ある顔 一人も見た事ある顔
明良 「その顔は不愉快ですねー」笑顔。
GM : ”画家”「”多勢”に”無勢”か」
明良 「それで“こう”しますか」
GM : 従者の顔は永山文 皆月 栞。感情映す事無くただそこにある。
GM : ”画家”「選択したんだよ」
瑞姫 GMー、一足早く衝動判定してイイデスカー?
明良 「“そうですか”」
GM : 衝動判定どうぞー。
稲葉 精神2 RC1 侵蝕率+1D(ころころ)
明良 (ころころ)成功、…どきどき。(ころころ)侵食率は82%
瑞姫 成功したけど「失敗」。侵蝕は(ころころ:+10=65%)
稲葉 (ころころ)衝動判定は成功で侵蝕上昇(ころころ)侵蝕81です
明良 「たぶん価値観が違うのであれこれいうのもなんですがー……『確認』だけ。なぜ『こんなこと』を?」
明良 報告書に必要かもしれないが。いちおう、と言った感じで。
GM : ”画家”「気づけばこうなっていた…というのは誰にでも虫のいい答えだと思うけれどね。赤に執着があった。人に執着するようになった。それだけさ」
明良 「や、そんなことは。解りやすくていいですよ」うん、と
明良 「ありがとうございました。それでは、わたしは“任務のために”、私は“二年前の私の為に”。解りやすく言うと、貴方はわたしの“おともだち”を殺しました。── hunting time ,」
明良 声だけは明るく。顔だけは表情無く。義肢を、彼に向けた。
GM : ”画家”「そうか」
GM : 行け、と従者に命令した。
稲葉 一応、IV値は8です
明良 他に言葉は要らない。お互いはただ『違う』のだ。 IV13
瑞姫 「わたしの大事なお友達を殺し、今もこうして彼女の思い出を陵辱する。そこまでに芸術に浸透するなら――自身がキャンバスになればいいんです!!!」チブ10。
稲葉 あと、エンゲージはどないします?
明良 後衛キボウ(笑)
稲葉 前衛希望
瑞姫 前衛。八極拳に後衛なんて言葉はありません。
GM : 自由ですな。その辺はヒーローチックに適当に。話の間に自由に移動してたってことで。
明良 らじゃ。
稲葉 了解です。ならば妹瀬さんとは同じエンゲージにいますので
GM : IV12なんでー…明良→画家→従者→瑞姫→篤志→セカンド……ですか
瑞姫 うぃす
明良 らじゃ。
稲葉 りょか
GM : えー…従者のHPオープンダイスで決めましょか?クローズの方が良いです?
明良 …コワイから敢えてクローズで(笑)
明良 <一票
稲葉 クローズでよいかと
GM : 了解。クローズにしておきますー。


GM : ==============================
GM :  ROUND 1
GM : ==============================

GM : 明良どうぞー
明良 あの後、皆月栞の亡骸は見つからなかった。そして今、皆月栞のようなモノが在る。
明良 赤に、人に執着するようになった画家。
明良 “昔の自分に戻ることは出来ない”。
明良 ぼんやりとした思考の中、今は今の私のやり方で。…そう。
明良 「……栞ちゃん」
明良 ぽつっと呟く。かつてのともだちの顔に銃を向けた。
明良 #10R7+5 ロックオンサイト 射撃+ガンマウント+リニアキャノン+MAXボルテージ 侵食率91%(笑)
   ※ダイス: Akira:10r10=(4,6,9,2,10,9,7,10,7,6)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:6r10=(6,6,4,1,9,9)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:2r10=(7,6)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:1r10=(6)=6+30=36+5=41
明良 従者(栞)の砲へ41でずがん。
GM : #13r7+0 《愚者の盾/フォームチェンジ/砂の盾》
   ※ダイス: kuruGM:13r10=(7,1,8,6,7,3,7,4,3,5,7,7,5)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:6r10=(3,9,1,1,8,3)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:2r10=(2,7)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(9)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(2)=2+40=42+0=42
GM : かきん。受けた。ダメージプリーズ。
明良 #5D10+13
   ※ダイス: Akira:5d10=(6+6+1+1+3)=17+13=30
明良 …低っ(笑)30
GM : 16点ガード。《赤河の支配者》宣言。#12r10+0
   ※ダイス: kuruGM:12r10=(3,4,2,7,1,8,1,10,9,7,3,1)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(2)=2+10=12+0=12
GM : さらに6点減少。8点ダメージ。
瑞姫 固いっ!?
GM : 栞は剣閃にて銃弾を切り裂く。生前と同じように
明良 ああ。…弱弱しく微笑む。いじょー

GM : ”画家”はマイナー消費で従者に命令。
GM : メジャーで…
GM : #1d2
   ※ダイス: kuruGM:1d2=(2)=2
GM : 篤志を攻撃。
稲葉 カモン
GM : ナイフで斬る
GM : #16r7+4《レインフォース/カスタマイズ/ブラッドバーン/ペネトレイト》
   ※ダイス: kuruGM:16r10=(1,5,2,3,7,10,1,2,8,1,4,2,10,4,7,10)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:6r10=(4,5,5,7,9,6)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:2r10=(7,5)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(3)=3+30=33+4=37
GM : 37にて。
稲葉 《イージスの盾1+灼熱の結界1+氷盾1+ブレインコントロール2》
稲葉 肉体6 白兵2 侵蝕値9 対決 自身 防御力+11/18 C値8 侵蝕率+2D
稲葉 侵蝕率:90
稲葉 #10r8+2+11
   ※ダイス: inaba:10r10=(2,2,1,4,2,6,10,8,2,9)=Critical!!
   ※ダイス: inaba:3r10=(4,3,10)=Critical!!
   ※ダイス: inaba:1r10=(6)=6+20=26+2+11=39
稲葉 39で何とか受け成功
GM : #4d10+18[ダメージ]
   ※ダイス: kuruGM:4d10=(9+8+5+1)=23+18=41
GM : 41点。
稲葉 防御力引いて23点侵蝕の修正引いて21点を目標値にして
稲葉 《がらんどうの肉体1》
稲葉 肉体6 耐性2 侵蝕値4 実ダメージ 自身 侵蝕率+2D
稲葉 侵蝕率:94
稲葉 #10r10+2
   ※ダイス: inaba:10r10=(6,3,5,3,3,10,1,10,10,9)=Critical!!
   ※ダイス: inaba:3r10=(4,1,5)=5+10=15+2=17
稲葉 ぐわ、足りない。
明良 お…おしいっ!?
稲葉 リザレクト #1d10+94
   ※ダイス: inaba:1d10=(10)=10+94=104
GM : ナイフにて切り裂く。
稲葉 侵蝕率:104 HP:10
稲葉 「くっ…(さすが、強い)」
GM : ”画家”「弱くなったのじゃないのか。”殺戮自動製造機”」ヒュンとナイフを振るい
稲葉 「…うるさい!その名で呼ぶな!!」“画家”を睨みつける

GM : では従者の行動
GM : 栞は…#1d2
   ※ダイス: kuruGM:1d2=(1)=1
GM : 瑞姫を斬る
GM : #14r7+0 《かりそめの剣士/レインフォース/カスタマイズ/ブラッドバーン/ペネトレイト/練成の掟
   ※ダイス: kuruGM:14r10=(6,3,9,8,5,10,3,10,6,3,10,2,4,2)=Critical!!
瑞姫 どんとこーい。
   ※ダイス: kuruGM:5r10=(1,10,2,7,3)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:2r10=(6,1)=6+20=26+0=26
GM : 26。
瑞姫 無理だと思うが回避。#5r10+3
   ※ダイス: Mitzuki:5r10=(2,2,2,8,2)=8+3=11
瑞姫 当たり。
GM : #3d10+24[ダメージ]
   ※ダイス: kuruGM:3d10=(7+4+10)=21+24=45
GM : 45点突き。
瑞姫 《リザレクト》。#1d10+65
   ※ダイス: Mitzuki:1d10=(8)=8+65=73
GM : 空ろなる目で生ある者を切り裂く
GM : 栞「……」

GM : 続けて文
GM : その制服に不釣合いなサブマシンガンにて生ある者を狙う
GM : #1d2
   ※ダイス: kuruGM:1d2=(1)=1
GM : 止めよ。明良狙い(ごめんよ)
明良 来い。
GM : #14r7+0 《忌まわしき砲弾/かりそめの狩人/カスタマイズ/ペネトレイト/レインフォース/練成の掟》
   ※ダイス: kuruGM:14r10=(6,1,9,4,7,4,1,9,7,5,3,3,7,5)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:5r10=(3,2,6,10,9)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:2r10=(3,10)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(10)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(1)=1+40=41+0=41
GM : 41。
明良 避けられるかっ!?(笑)
明良 ダメージかもん。
GM : #5d10+7
   ※ダイス: kuruGM:5d10=(10+2+7+10+6)=35+7=42
明良 #1D10+91 リザレクト。
   ※ダイス: Akira:1d10=(6)=6+91=97
GM : 42点。
明良 97%。HP:6/8
GM : 空ろなる目にてマガジン残空まで撃ち切る
GM : 行動終了
明良 あっさり多くの弾丸に打ち抜かれ 、あっさり立ち上がる。未だバケモノの身体にて。

GM : 瑞姫に。
瑞姫 ではの“画家”に殴りかかる。マイナーで移動、メジャーで《オウガバトル》《コンバットシステム》《貪欲な一撃》《踊る髪》。#12r8+3
   ※ダイス: Mitzuki:12r10=(7,10,8,8,4,9,8,9,6,10,3,4)=Critical!!
   ※ダイス: Mitzuki:7r10=(3,2,6,5,1,7,10)=Critical!!
   ※ダイス: Mitzuki:1r10=(6)=6+20=26+3=29
瑞姫 侵蝕値は83%。
GM : #14r7+4 《フォームチェンジ/砂の盾/練成の掟》
   ※ダイス: kuruGM:14r10=(6,2,5,2,3,7,9,10,5,7,10,9,6,3)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:6r10=(9,8,10,3,9,2)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:4r10=(2,2,6,8)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(6)=6+30=36+4=40
GM : 受ける事は受けた。ダメージプリーズ。
瑞姫 ダメージは#3d10-5
   ※ダイス: Mitzuki:3d10=(7+3+4)=14-5=9
瑞姫 9点+転倒。
GM : ナイフにて受け斬るがバランスを崩して倒れる。
稲葉 では行きます
GM : どうぞー
稲葉 「…確かに俺は前よりも弱くなったかもしれない。でもな、絶対にお前に負けるわけには行かないんだ!!」
稲葉 マイナー:《海の恩恵2》
稲葉 耐性の判定に4個のダイスボーナス、1シーン持続
稲葉 宣言 侵蝕率3 自身
稲葉 侵蝕率:107
稲葉 んでもって、メジャー
稲葉 対象:”画家”
稲葉 《ブレインコントロール3+炎の理2》
稲葉 肉体6 白兵2 侵蝕値5 対決 1体 攻撃力+5 C値7 侵蝕率+5D
稲葉 命中すると毎ラウンドのクリンナップに4点の実ダメージ。メジャーアクションを消費するまで持続。
稲葉 侵蝕率:112
稲葉 #15r7+2
   ※ダイス: inaba:15r10=(8,8,10,9,9,2,3,2,4,8,8,9,5,1,5)=Critical!!
   ※ダイス: inaba:8r10=(1,3,8,3,4,1,5,5)=Critical!!
稲葉 「喰らえ!!」
   ※ダイス: inaba:1r10=(3)=3+20=23+2=25
稲葉 低い(汗)
稲葉 25で攻撃
GM : #12r10+0 [素回避]
   ※ダイス: kuruGM:12r10=(2,7,6,8,6,1,9,4,4,6,2,6)=9+0=9
GM : ダメージどうぞ
稲葉 #2d10+5 ダメージ
   ※ダイス: inaba:2d10=(5+3)=8+5=13
稲葉 13点差し上げます
GM : 殴られて吹っ飛び…火の粉を纏わせながら起き上がる
稲葉 あ、もう一個ある #1d10+13
   ※ダイス: inaba:1d10=(1)=1+13=14
稲葉 ダメージ14点…(涙)
GM : ”画家”「……よく言ったものだ」血を吐き出す

GM : ではセカンドに移行…

GM : ==============================

明良 GM、《雷鳴》1Lv取得をば。
GM : 了解ー
明良 更にセカンドアクション宣言。
GM : こちらはないので。
明良 他の方はどうでしょー
稲葉 セカンドはないですよ
明良 …と…それじゃあ、行きます。
明良 射撃+ガンマウント+リニアキャノン+MAXボルテージ+雷鳴。侵食率105% 対象:従者(栞)
明良 #10R7+5
   ※ダイス: Akira:10r10=(5,10,1,2,6,10,8,5,1,8)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:4r10=(8,2,10,8)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:3r10=(6,5,8)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:1r10=(10)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:1r10=(4)=4+40=44+5=49
明良 49で攻撃。(がしゃん)
GM : #13r7+11 《愚者の盾/フォームチェンジ/砂の盾》
   ※ダイス: kuruGM:13r10=(7,8,6,2,9,10,10,9,2,3,9,3,3)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:7r10=(8,4,9,3,10,10,1)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:4r10=(6,5,3,7)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(5)=5+30=35+11=46
明良 危なっ!?ダメージ!(笑)
明良 #5D10+16
GM : 僅かな所で弾き損なう
   ※ダイス: Akira:5d10=(6+9+3+9+3)=30+16=46
明良 46!
GM : 《赤河の支配者》宣言。#12r10+0
   ※ダイス: kuruGM:12r10=(4,4,6,6,3,6,9,10,1,7,1,2)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(3)=3+10=13+0=13
GM : 的確にポイントされた銃弾は死者の顔をした従者の生命活動を停止させる
明良 「さようなら」
明良 どこかぼんやりと。約束だとかありがとうだとかそれにいうのは考えただけでも吐き気がする。
明良 全てを虚しく包む別れの言葉だけ、彼女の形をした彼女に言ったーっと皆月栞のロイスをタイタス化します。
明良 他に何もなければ、…クリンナップでダメージ。(笑)
GM : ぐらりとよろめいて”死んだ”。
GM : クリンナップでダメージ。
明良 ぐ、と。手のひらを握り締める。
明良 #1D10
   ※ダイス: Akira:1d10=(8)=8
明良 ……。…タイタスを使い、蘇生します。(爽)
明良 HP8/8。以上。(涙)
明良 ぐらりとよろめいた身体を意思のみで持ち直す。“まだ終わっていない”

GM : らじゃ。こちらは4点受領ー。

GM : ==============================
GM :  ROUND 2
GM : ==============================

GM : 明良からどうぞ
明良 セットアップでフルインストール。侵食率は108%へ…いきますっ
GM : どうぞー
明良 「………… 」ゆらりと画家に銃を向ける。
明良 「――ノーマルよりデア・フライッシュッツへ」呟く。
明良 “相模明良”を作っていた笑みが消えさり、武器を獲物に捕らえた“魔弾の射手”が現れた。
明良 メジャー、射撃+雷の牙+リニアキャノン+MAXボルテージ 侵食率115 対象・画家
明良 #17R7+5 
   ※ダイス: Akira:17r10=(3,4,8,2,6,8,3,9,3,9,5,3,5,2,10,2,5)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:5r10=(10,4,1,7,3)=Critical!!
   ※ダイス: Akira:2r10=(5,6)=6+20=26+5=31
明良 …………OH…避けに-4D。31
GM : #14r7+15《フォームチェンジ/砂の盾/練成の掟》
   ※ダイス: kuruGM:14r10=(4,8,3,2,4,5,6,2,5,9,8,5,2,8)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:4r10=(4,7,3,6)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(2)=2+20=22+15=37
GM : 【受け】た。
GM : ダメージどうぞ。
明良 #4D10+16
   ※ダイス: Akira:4d10=(4+1+6+5)=16+16=32
明良 32。(微妙)
GM : 22点ガード。10点を受領。
GM : ”画家”「…………」
GM : ではこちら
GM : 対象は……#1d2
   ※ダイス: kuruGM:1d2=(1)=1
GM : マイナーを消費して従者(文)に命令する
GM : #16r7+4 メジャー:《レインフォース/カスタマイズ/ブラッドバーン/ペネトレイト/練成の掟/クロスアタック/クリスタライズ》 対象:瑞姫
   ※ダイス: kuruGM:16r10=(4,5,2,9,9,6,6,10,1,8,6,9,3,1,7,3)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:6r10=(4,2,4,4,7,3)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(8)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(8)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(10)=Critical!!
   ※ダイス: kuruGM:1r10=(3)=3+50=53+4=57
瑞姫 避けない。
GM : 57。6Dペナルティ。
瑞姫 ダメージ下さい。
GM : #6d10+30
   ※ダイス: kuruGM:6d10=(3+7+7+7+5+3)=32+30=62
GM : 62点。
瑞姫 《リザレクト》。#1d10+83
   ※ダイス: Mitzuki:1d10=(5)=5+83=88
GM : 銃弾を撃ちつくした時の文の顔が瑞姫には一瞬泣いて見えた。
GM : 以上。行動終了。
瑞姫 次は従者でしたっけ
GM : いいえ。クロスアタックに消費してるので。
GM : 瑞姫です
瑞姫 了解。ふっと、脳裏に浮かぶ文の顔、それを思い出し真っ赤になった体で立ち上がり、ばばっと八極拳の構えを取る。
瑞姫 トレードマークのシニヨンキャップも外れ、ツインテールもほどけた長髪が無数の腕へと束ね直される。
瑞姫 マイナーで《螺旋撃》、メジャーでオウガバトル》《コンバットシステム》《貪欲な一撃》《踊る髪》《マルチアタック》。
瑞姫 文と“画家”をタイタスにして昇華、ダイス+10とCR−1。
瑞姫 #23r6+3、防御行動のCRに+3
   ※ダイス: Mitzuki:23r10=(8,3,4,5,5,8,4,6,5,2,2,5,2,1,8,6,1,7,4,4,1,4,10)=Critical!!
   ※ダイス: Mitzuki:7r10=(3,10,4,6,2,9,10)=Critical!!
   ※ダイス: Mitzuki:4r10=(7,9,2,6)=Critical!!
   ※ダイス: Mitzuki:3r10=(4,6,3)=Critical!!
   ※ダイス: Mitzuki:1r10=(3)=3+40=43+3=46
瑞姫 達成地46、侵蝕106%。
GM : ダメージどうぞ。
瑞姫 #5d10-5
   ※ダイス: Mitzuki:5d10=(9+5+10+6+8)=38-5=33
瑞姫 無数の拳で全身を打ち砕かれた後に空高く打ち上げられる!
GM : ぐしゃ
GM : 生々しい音がして落下する
GM : 永山 文の姿をした従者は首を軽く傾げつつ
GM : 血となって消えた
明良 「……」
明良 それを見て、がらりと腕を下げ。
明良 『目標3体、殲滅確認。被害・±13。許容範囲内。侵食率115%。修正開始。AKP・上昇確認。ザミエル凍結。システムアンインストール。デア・フライッシュッツ終了。ノーマルへ処理移行』
明良 「…勝利ー(ぐっ)」にぱっと。
明良 解かれたワーディング。突き刺す視覚と嗅覚の赤。
明良 …後はUGNがやってくれるだろうと想いながらも。
稲葉 「……終わった…………か」なにやら、複雑な表情を浮かべて“画家”を見る
明良 「稲葉さんが終わったと感じたなら。それが終わった時ですよ」
明良 ふらりと血の塊に視線をくれ、背を向け。
明良 「撤収しましょう」
明良 「瑞姫ちゃん、稲葉さん」
稲葉 「…そう、なんだろね……ああ、帰ろう」窓の外の空を一瞬見て、相模さんの後に続く
明良 「私も終わらせてしまいましたから。後はどうにも出来ません。…さて」ぐてーっと伸び。
GM : ざぁざぁと雨が降っていた
明良 「(『未だ終わらないのは雨と記憶』)」
明良 それをぼんやりみて内心呟き。 無言で瑞姫と一緒に出た。

GM : 止む事無くざぁざぁと降っていた
GM : 誰もいなくなった空間で
GM : ”画家”は自ら血の華を咲かせて死んだ
GM : たった一瞬の彩を見せるその華は
GM : 雨の音にかき消されるように
GM : 消えた
GM : 後には赤が残った


GM : ==============================
GM : INTERMISSION
GM : ==============================

GM : 自律判定です
稲葉 うい
明良 侵食率が115%のー…ロイス4個のタイタス1個。稲葉君にロイスを取ります。これで五個ー
明良 (ころころ)91%生還。(うし)
稲葉 侵蝕率112、ロイス4個(ころころ)最終侵蝕率84%です。生還


GM : † ENDING PHASE †


GM : =============================
GM : + Scene 08 _"パレット:初夏" +
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GM : ”まぁ…明良の射撃と及川のレネゲイドによる遠距離攻撃”
GM : ”そして私の斬撃”
GM : ”コンビネーションがあればこの先もやっていける”
GM : ”ずっと”
GM : ”そういう訳で改めてよろしく”
GM : あの会話は何時の事だっただろうか
GM : 思い返せば
GM : 蒸し暑い熱気をもたらす季節。ぽつぽつと温い雨の降るそんな季節
GM : ちょうど今頃だったろうか
明良 湿気に撥ねる髪を疎ましく思う余裕も無く
GM : ぼんやりとそう思っていた時 聞き慣れた声にて覚醒する
GM : 「相模。報告は以上か」 
明良 雨とこの季節と“彼女のような思い出”に── 意識を微睡ませていたが。
明良 ──はっ、と
明良 顔を上げ。
明良 「……と。ええっと、はいー」
明良 にぱっと。卒なく。
GM : 濡れた髪も現実に 己の世界に色は舞い戻る
明良 …卒なく? 上手く行かなかった気がする。うん。
明良 「──以上です」びしっ
GM : 高山「そうか。私からも報告は以上です。支部長代理」
GM : 机にある書類にサインをして支部長代理は軽く微笑む
GM : 美鈴「ご苦労様でした。高山さん。相模さん。本時刻を持って”欠落の画家”に対するオペレーションを終了します」
明良 「“了解”ー(ういっす)」
GM : そういって隣に立つ秘書に書類を渡す
明良 「おつかれさまでしたー」にぱっと
GM : 高山「私達が赴任してきた先にて出くわすとは。レネゲイド同士は引き合うとはあながち嘘ではないようですね」直立不動ながらじっと支部長代理を見る
GM : ぽつりと窓の外では雫が垂れた
明良 「世界は“上手く”出来てる、らしいですよー。誰から見て、なのかはわかりませんがー」にゃーん
GM : 美鈴「別段私が何かを仕組んだ訳でもありませんよ。……私の前で部下を無駄に死なせたくありませんから」
GM : ぽつりぽつりと
明良 「はい、解ってます。天城さんはいいひとですー」にぱーっと。
GM : 高山「そうですか。では我々は今まで通り”死なせないよう”にすれば宜しいので」ちらりと明良を見て
GM : 美鈴「ええ。鍛える方も。導く方も」
GM : こちらもちらりと明良を見て
明良 きょとん。
明良 使い捨ての駒扱い、されないのはいいことだが。
明良 その視線に小首をかしげ
GM : 高山「了解しました。訓練室の“魔弾の射手”における開放時間を延長して戴いてよろしいですか?あとはカリキュラムBのテキストの送付許可も」
GM : 妙に口元嬉しそうな顔で教官は問う
明良 ぎく。…増えそうな訓練に目を逸らす。
明良 「…ええっと……天城さん、むりならいいんですよむりならー」こそーっ
明良 かっぱえびせんを差し出したのは 賄賂のつもりか
GM : 美鈴「ええ勿論。”死なせないよう”な努力はお任せします。……ただ」
明良 「?」にゃー
GM : 美鈴「今日はお休みにしてあげて下さい。ひとまず落着という事で」
GM : 美鈴「休む事も仕事ですから。特に子供の」
明良 「わーい♪」ばんざい。
明良 「天城さん大好きー♪」
GM : 高山は苦笑いして
GM : 高山「了解しました。では私は”任務”に戻ります」
GM : 美鈴「はい。ご苦労様でした。これからもお願いします」軽く頭を下げる
明良 「ういっす。お疲れ様でしたー。こちらこそーっ」びしと。
明良 「それでは相模も、退出しますー」
GM : 美鈴は顔写真の載った書類を机の奥に仕舞い鍵を掛ける。
明良 「───」
明良 あの日の 栞の言葉に。
明良 ─── “はい、……ずっと。がんばりましょう!”
明良 確かにそういう返事を返した自分も ただ今は
明良 夢も希望も 全てが思うわけにはいかないと気づかされた
明良 「(………しおりちゃんは死んで。青馬さんはわたしを裏切った)」
明良 子供の温さから 少し目が覚め
明良 あの日確かに愛していた温もりは夢のごとく悉く失せ
明良 鉄の腕に 心の痛みに 大きく傷ついたが
明良 それでもわたしは 所詮チルドレンなのだと気づかされた
明良 傷きにくい自分をイメージして チルドレンの魔弾の射手として しばらくは生きよう
明良 「(──それでも)」
明良 ──ここには、やさしいひとが沢山いるから。きっと上手く往ける
明良 上も、自分を死なせたくないから──そういうのだとしたら。
明良 「うん」
明良 表はどうであれ。“がんばろう”。
明良 「それじゃあ、またですー」
明良 ほんの少し幼い子供のような、笑顔で。部屋を出た。
GM : カシャリ。
GM : 鍵のかかった音。
 
GM : 生者と死者は別れ
GM : 残るは静かな雨の音と
GM : 初夏の思い出


GM : =============================
GM : + Scene 07 _"パレット:幻影" +
GM : =============================

GM : ”あの頃の一風景”
GM : ”少女を前に紙に筆を動かしていたあの頃”
GM : ”一人の画家が声を掛けてきた”
GM : ”画家”「……風景画か」
稲葉 「……うん、下手だけどね」少し手を休め、声を掛けてきた人を見る
GM : その男はぼろぼろの服装はしているが
GM : ただその眼に人間味を宿していた
GM : 絵を見る際に
GM : 特に
GM : ”画家”「技巧は後でつく物だ。描くという事より絵は始まる」
GM : ばさりと大きな荷物を篤志の傍に降ろす
稲葉 「…そうだといいな。あなたも絵を描くんですか?」
GM : 鞄から見えるのは古びた画板や絵の具。
GM : ”画家”「書いていたという方が正しいか。描こうという気が欠けているのでな」
GM : 苦笑して空いている椅子に腰を下ろす
GM : ”画家”「お前は珍しいな。”ここ”の人間にすれば。趣味といえる物を持っているとはな」
稲葉 「……趣味って言うか、僕の描く絵を喜んでくれる人がいるから……」
稲葉 「だから描いているんです」
GM : ”画家”「そうか」幾分目を細めて
稲葉 見ず知らずの人に何を話しているんだろう。と思いながらも、なぜか素直に話をしている自分が不思議だった
GM : ”画家”「やはり珍しいな。お前は」
稲葉 「そうですか?自分では良くわかりません」
稲葉 「そうだ。僕に絵の描き方を教えてもらえませんか?もっとうまくなりたいんです」
GM : ”画家”「教えられる事は教えよう。朽ちる技巧なぞあっても意味も無い」
GM : とんと椅子から立ち上がって
GM : ”画家”「一つ言っておこう」
稲葉 「あ、有り難うございます。………なんですか?」
GM : ”画家”「絵は心で描く物だと聞いた事があるだろうとは思う」
稲葉 「…心……聞いたことはあります」
GM : ”画家”「だからこそ固執するな。技巧も。素材も。目的も」
GM : ”画家”「絵は心で描くもの。それは大方正しい」
稲葉 「?…えっと、良くわからないんですが………」
GM : ”画家”「絵の為に自分があるのではない。自分が絵を描いているという事を忘れないように・・・」
GM : 一息ついて
GM : ”画家”「たとえばだ。その少女がいなくなったらお前は絵を描くかな」
稲葉 「え?!…わかりません。だって、その子に見せるために描いているから……」
稲葉 「それに、いなくなるなんて考えてもいないし……」
GM : ”画家”「”少女が喜んでくれるから自分は描く”」
GM : ”画家”「良く考えてみるべきだ。死と隣り合わせの自分の置かれている立場を」
GM : ”画家”「持っている要を失った瞬間、固執した時に……歪みが出てしまう」
GM : ”画家”「絵は心で描く物だとも言った。だからこそ自分の好きなようにやればいい」
GM : ”画家”「だからこそ少女の為だけでなく自分の為にも自由に絵を描いているんだ、と思う方がいい」
GM : ”画家”「そうでないと自分のように”歪む”ぞ」
稲葉 「………やっぱり、良くわからないよ。でも、やっぱりこれからも僕は絵を描き続ける。彼女が喜んでくれるから…」
GM : ”画家”「そうか」
稲葉 「…それで、いいと僕は思うから。それが、僕の絵を描く理由だから…」
GM : そう言った男の眼はぞっとするほど赤く
GM : その赤も夕日の赤と紛れて消えた
GM : ”画家”「では筆の持ち方から始めようか」
GM : ”画家”「その画材一式はお前にやる」
稲葉 「…え、いいの?」<画材一式
GM : ”画家”「赤に溺れた人間の持ち物だ。使う事もあるまい。道具も使ってこそ活きる」
稲葉 「うん、有り難う。大切にするよ」
GM : ”画家”「では始めるか」
GM : そう言ったあの日の夕焼けは
稲葉 「うん!」
GM : 今に続き
GM : 赤より色を取り戻す
GM :  
GM : ”黒巣ホテルの一室にて不審火”
GM : あの事件の全容はその一行で
GM : ”死者一名”
GM : 新聞に載ったのはそれだけだった
GM : ”欠落の画家”と呼ばれた人間の事は
GM : 知る者は少なかった
GM : 記憶は夕日の赤と共に消え
GM : 残るは血の赤ばかり


GM : =============================
GM : + Scene 06 _"パレット:静雨" +
GM : =============================

GM : ”この本とか面白いよ。貸してあげる”
GM : ”しょうがないなぁ。はい。ノート”
GM : ”瑞姫ちゃん”
GM : そんな声も
GM : あの日の雨に消え
GM : ただ死んだという現実が残った
GM :  
GM : 嘗ての惨事のあった学校の教室
GM : あの時は一面に赤く染め上がった血も
GM : 今見れば
GM : ”何の跡も無かった”
瑞姫 「――でも、わたしは覚えてます」
GM : 自分が忘れようと 記憶の奥底に仕舞っている物が
GM : 嘘ではないかと
GM : 静寂は揺さぶりをかける
GM : ――ぽつり
GM : 雲の無い晴れた空に一滴の雨
瑞姫 「――忘れたくても、忘れちゃだめなんですー…?」頬に流れた一滴。
GM : あの時も彼女は傘を取りに来て命を落とした
GM : その傘は
GM : 今も彼女の席の傍にあった
GM : 持ち主を待つ様に
GM : ――ただ。そこに。
GM : ”瑞姫ちゃん”
GM : ――ぽつりぽつり
GM : ”一緒に帰ろ?”
GM : 夕立にて強くなりつつなる雨の音と共に
GM : 彼女の声が聞こえた気がした
GM : ――――――傘はそこにある。
瑞姫 「今度こそ、いっしょに帰るんですよー」
GM : ――ぽつりぽつり
瑞姫 彼女の傘を手にし、広げ、かつての学び舎を後にする。後ろは振り返らない。約束したから、「いっしょに帰る」と。
GM : 傘から見上げる赤の空は
GM : 高くて広かった
GM : 久しぶりに見上げる空は
GM : とても高くて広かった
GM : そんな気がした


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GM : DOUBLE + CROSS : The 2nd Edition MISSION−16 [ 冷たい華 ]
GM : END
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GM:久流氏
冷たい華END